液圧塑性技術
液圧塑性技術とは?<特許取得済>
金型を用いず、液体や空気を圧力計算しながらポンプで注入し、その圧力により金属板を膨らませ所定の3次元曲面を得る技術です。
板金の3次元曲面製作において、従来工法である『プレスやヘラ絞り加工』に比べて、製品の直径に対する板厚を薄く出来る事が大きな特長です。液圧塑性加工を用いる事により、従来工法では実現できなかった『薄板の加工』が可能となりました。同じ形状のものであれば、液圧塑性加工で製作する事により、材料費や製作費及び重量の低減が可能で、コストパフォーマンスのアップに大きな力となります。
破壊テスト
品質向上を目指して、各種試験を行っております。 |
製品用途(事例提案)
1)鏡板食品・化学プラント施設に用いられる鏡板 各種タンクの鏡板 |
2)給水用球形タンク軽くて強い特性を生かし、灯浮標の浮体として利用 |
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3)浮き桟橋・波動発電のフロート薄く軽い球体の浮力を利用 |
4)消火器容器本体容器として利用 |
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5)特装車用各種タンク可搬式タンクにより運送効率が大幅アップ。 車種を選ばない運送方法が可能となります。 |
6)大型球形タンク従来のミカン割工法では、大掛かりな現地工事が必要ですが、 液圧塑性加工後方では直径3m以内は工場で製作、3m以上は現地 での簡単な製作が可能です。 |
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7)防災向けタンク通常は水道配管に接続して貯水槽として利用します。 地震など緊急時の支援物資輸送の際には、配管を取り外すだけで 即移動が可能で、輸送効率がアップします。 |
実績紹介
攪拌容器材質:SUS304 1.0t φ600 (500L) 重量:8kg(タンク本体のみ) |
給水用球形タンク材質:SUS304 1.0t φ1240 (1000L) 重量:35kg(タンク本体のみ) |
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楕円容器材質:SUS304 1.0t φ355×420 |
液圧塑性で作ったオモシログッズ
ステンレスのサッカーボールお世話になった監督へのプレゼントに、 一風変わった優勝トロフィーに… とにかくびっくりさせたいあの人に! ●実寸 \50,000- ●150φ \30,000- ●鏡面仕上げ +\10,000- |
ビッグサイズ圧力鍋不恰好ですが、超軽量で、熱伝導率・耐圧力どれをとっても ピカ一の性能です。 業務用に大幅なコストダウン間違い無し。 2/3=67リットル、1/3=33リットル 業務用圧力鍋では最大級! ●100リットル(本体10kg) \400,000- ●500リットル(本体16kg) \800,000- |
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チタン製卓上塩入れメタルな質感が食卓をシャープに演出します。 ●\5,000- |
液圧塑性Q&A ~液圧塑性について良くあるご質問~
材料の制限はありますか?
展性素材であること、溶接部が硬化しないことなどが条件となります。現在のところ、SUS,チタンが適しています。
耐圧タンクへの適用を検討しています。耐圧力はどれくらいありますか?
球の大きさと板厚で決まりますが、おおむね2Mpa~10Mpaくらいです。
最大直径の実績は?また、技術的に可能な大きさは?
運搬可能サイズ3000φ(3mφ)現地組立であれば20mφまで可能です。
球面の他にどのような曲面が製作可能ですか?
ドーナツ、ラグビーボール、楕円のまんじゅう型などです。